「ファンキー加藤 MyVOICE~ファンモンから新たな未来へ~」観てきた
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ファンキー加藤 MyVOICE~ファンモンから新たな未来へ~
2013年初秋 彼は生まれ育った八王子にいた。 彼の原点である「八王子」のこと、 “BABYS”と呼んだファンへの想い、 そして誰よりも、何よりも、大切にしていた「FUNKY MONKEY BABYS」。 ファンキー加藤を構成するひとつひとつがカメラの前で語られる。 人気絶頂の中解散したFUNKY MONKEY BABYSのフロントマンとして、 前に進む勇気の大切さを伝え、多くの人たちの背中を押し続けたファンキー加藤。 そんな彼が抱える大きな不安と喪失感。 解散を掲げ挑んだファイナルツアーからソロデビューを目前に控えた 「誰よりも熱く、誰よりも弱い男」ファンキー加藤に 約1年間に渡り密着したドキュメンタリー。 八王子のデパートの屋上。 東京ドームと比べるとそこはあまりにも小さく、 そして今の彼にとっては大きなステージで、 ファンキー加藤は再び「声」をあげる。
ドキュメンタリー映画「ファンキー加藤 My VOICE 〜ファンモンから新たな未来へ〜」公式サイト 2014年2月14日全国一斉公開
見てきましたよ。某映画館で見てきたんだけどもっと動員入ってないかと思ったら(失礼)意外にいた。いつのまにかこんな地方にもファンは増えていたのね……
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ネタバレするので見てない人は自己責任で回避してください
映画見てまず思った感想
加藤さんのソロ活動への葛藤がわたしのなかでかなり重くのしかかった。想像してた以上にソロへの不安や葛藤してる姿が映ってる。
想いが強すぎて重い。
それゆえに映画見た後の疲労感はんぱないです。感動より疲労感すごかった。。。
そんななか微笑ましい部分
- ツアー中の楽屋でモンちゃんがMCのときに「モン吉のことは嫌いになってもー。ファンモンのことは嫌いにならないでくださいww」って物まね調でやるかやらないかわいわいがやがや話してる部分
- たまやさんでモンちゃんがうどんすすりながら加藤さんのことについて語ってるシーン(食い気が勝ってる……笑)
モンちゃんのほんわかは癒しで貴重。新しいPC買って曲作り始めたって言ってたのが嬉しかった♡ケミちゃんもモンちゃん同様現在の自分の現状も絡めて加藤さんについて語るシーンがあったんだけど解散後動いてる二人を初めて見て安心した。
この2シーンはファンモンは好きでも加藤さんのソロは……な人こそ見るべきだし見てほしい。楽屋のシーンはソロになったときの1人だと楽屋が広くなったことへの対比。モンちゃん、ケミちゃんの加藤さんへのリスペクトが溢れてるよ。決して仲悪くなって解散したわけじゃないっていうのがわかる。
印象に残ったシーン
- 尾辻社長と加藤さんと二人、バーで語り合う
ちっぽけの最後の台詞部分。大きな会場になってくにつれて嘘くさくなるからやめようかっていう話が出たこともあったけどドーム二日目であのセリフを聞いたときに社長は泣いたっていう言葉と。モンケミに対して加藤さんがどう思ってるかの質問にモンケミへのリスペクトが垣間見れる
- 鳥越さんが解散が近づくにつれてのファンモンの3人の関係性について語る
兄貴のあの優しそうな顏素敵っ!
- WEAREツアーで加藤さんが足を痛めてテーピングぐるぐる
たぶん、この足痛めたあたりのライブ映像で名古屋公演映ってる。ガイシっぽい会場なんだけど違うかな……(不確定その1)足痛めたのって名古屋公演じゃなかったっけ……?見た覚えあるんだけど名古屋だったかな…(不確定な記憶その2)トレーナーさんが「まだ福井、岡山と残ってるんで……」って語ってたし。名古屋公演映ってるならちょっと嬉しい。WEAREツアーも映像化してほしかった
- デビューシングルのタイトルが決定する瞬間
「MyVOICE」ってなんでyが小文字なんだろうって思ってたけど3パターン位大文字、小文字で書かれてたのでたぶんこだわり
およよーΣ(´゚д゚`)なシーン
- レコーディングのシーンで結婚指輪してる(と思う)
いや、結婚してるしいいんだけど。テレビでもしてるとこ見たことなかったから余計に指輪してるの見つけた瞬間にやついたwwww加藤さんってプライベート出してるようで結婚とかほんとうの生活のプライベート部分は出さないよね。加藤さんの場合は相手が相手だけにだろうけど←
- 実家に帰ったときのシーンで実家のリビングに嵐さんのライブのグッズが置いてあり映りこむ事案発生
前に偶然ニノに会ったときに貰ったやつかな……?ちょうど画面に写りこむ位置にどーんと嵐クッション置いてあって気になってしかたなかったんだけどwww嵐さんのグッズ写りこんでて大丈夫なんだろうか?笑
- ファンモン部屋がさらにすごいことになっていた
このDVD中にも出てくるファンモン部屋。
このDVDのファンモン部屋を映し出してる映像のときには写ってた某横断幕が映画ででてきたファンモン部屋シーンには張り替えられてもうなかった……写真もなかったし。ショック!!!!!!
と思ったけど加藤さんのお母様曰く前に飾ってあったものはいったん片づけてしまって、入れ替えたそうです。出してあげなきゃかわいそうだからって。
手紙も今では県別ではなくて地方別に分別してるらしいよ。すごいよ……。捨てずにだけでもありがたいのに段ボールにしまいっぱなしでもいいところをそうじゃなくて飾ってくれるその気持ちのありがたさ無限大
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総括
映画を見て思ったのはスタッフさんからも愛され。
頑張れを与える存在なのに逆にファン側からも「頑張れ!!!!!」って思わせる思われる人。ファンに勇気を与えてそこからまた与えられての持ちつ持たれつの関係性。ステージ上から一歩さがれば不安の塊みたいな人なのにステージに立てば熱い男になる。そのギャップも魅力的なのですね。見守りたくなる感じ。
そして
「負の共鳴性というかさみしいんだとか不安だって共鳴することで力なわけじゃないですか」
「Soundroom」ゲスト出演時にリリーフランキーさんがMyVOICEを聞いて語ってくれた言葉
「負の共鳴性」
映画を観終わったあと加藤さんに対して、加藤さんとファンとの関係性はまさにこの言葉がぴったりきた。
それでもわたしはFUNKY MONKEY BABYSという大きな存在との向き合い方はやはりもどかしさを覚えていてこれは映画を見たあともインストアに行った時に感じたまま変わらなかったのに気づいてしまった。
発表が早すぎるんじゃないかとか、ファンモンが好きすぎるがゆえにソロは受け入れられないとか、いろんな声をもらいました。もちろんソロ活動が始まることでファンモンが過去に追いやられてしまうんじゃないかっていう気持ちは理解できるんですよ。俺にもファンモンという大きな家を失った喪失感があったわけだから。でも動き出すしかなかったんですよね。風がまったく吹いていない状態でなんの目標もないことがとにかく苦しかった。そのままだと自分が自分でいられなくなる気がしたから。
ナタリー - [Power Push] ドキュメンタリー映画「ファンキー加藤 / My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~」インタビュー (1/3)
加藤さんが思い描いた“伝えたい人”というのはもちろん……。
ファンの人たちですね。
──ですよね。ただ、ファンモンと同じようにファンキー加藤のソロを応援してくれている人がいる一方で、まだソロを受け入れることができない人もいるわけで。となると、いわゆるファンモンのファンである“BABYS”全員に向けて思いを紡ぐ難しさはあったはずですよね。
そこはほんとにそうなんですよね。これからもずっとBABYSでいたいという人もいれば、俺のソロを応援する人はBABYSではないっていう人もいる。そこに対しての答えは自分の中でもまだ出てないんです。ただね、よくよく考えてみるとファンモンが解散してからまだ1年も経ってないんですよ。
──確かにそうですね。だからこそ加藤さん自身も、BABYSたちも戸惑っている部分があるんだと思います。
うん。だからきっと、ここから少しずつ歩いていくことによって見えてくる景色があると思うんです。ファンの皆さんと俺の思いの歩幅を少しずつ合わせていけたらいいなって今は思ってるんですよね。
ナタリー - [Power Push] ドキュメンタリー映画「ファンキー加藤 / My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~」インタビュー (2/3)
ドームどころかWEAREツアーだってまだ最終日から一年経ってないし大切な思い出となってる最後のツアーの名古屋公演だってまだ1年経ってない。このインタビュー読んだらわたしのこのもどかしさと戸惑いもすぱっと切り替えなくてもいいのかなーと思えた。っていうか切り替えるのなんて無理だし!!!!←もはや加藤さんと同じく開き直り
わたしの加藤愛の純粋さよ。どこへ行ってしまったのでしょうか……純粋になりたいよ(遠い目)
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ファン目線を外していち「ドキュメンタリー映画」として観たときの構成
構成の部分ではわたしのなかでドキュメンタリー映画に対してハードルをあげすぎてしまっていた模様です。とにかく顏アップが多いのが印象的。(これはわざとそうしてるのですかね……)
特に気になったのは最後のシーン!!!!!!!!
あれ?これで終わり……?(拍子抜け)
てっきりステージに向かう加藤さん!そして再びステージに戻ってきてMyVOICEのライブ映像流れる!!!!!!みたいな流れかと思ったらエンドロール流れだして頭の中はてな状態になったんだけど。映画の冒頭にステージに戻ってきた姿は映し出されてるから冒頭に巻き戻るっていう解釈でいいんでしょうかね……?原点回帰?って意味なのかなー?教えてください。笑
ツイッターのRTで映画の公式さんから流れてくる映画を見たファンの人たちの感想、予告篇見たり映画について媒体で話してるのみたり、テレビで解散について語ってる映像みたりしたなかでこんな構成だったらいいなー。こんな構成かな?と想像してたのと違ったのが正直な感想です。はい。
FUNKY MONKEY BABYSという大きな存在。最後のツアー。ツアーが進むなかでの変化。そしてドーム公演。解散。ソロ活動へと向かうなかでの葛藤。シーンがよく切り替わるし時系列がよくわからなかったし(補足がほとんどない)
よく切り替わる画面に酔って目が回る事案発生w
特に最後のツアーは実感としてもツアーが始まった当初の公演とツアー最終日のさいたま公演は明らかに雰囲気違ったのでそこをもう少し補足してほしかったかなー。まだどうしてライブ進めていいかわからない感じだったのがツアーが進むにつれて吹っ切れたというかかたさが取れたというか。
FUNKY MONKEY BABYSの活動を見てきた人ならなんとなくこの時期のことかな?とかわかるし加藤さんがどういう人なのかっていう人となりもわかるんだけど。時系列がわかったらもっとはっきりと葛藤が感じられるシーンがあったので(上から目線ごめんなさい)
ドキュメンタリー映画としてファン以外の人がみたときにどう思うのかが今は知りたい。ファンフィルターかかってない人の目から見たらどういう映画に映るんだろうか……。
ライブシーンはやっぱり映画館だけに音に臨場感があるので映画館で見るのもおすすめなのですがもしもDVD化されたらわたしがファンモンのライブを見ているときにわちゃわちゃと楽しんでたように加藤さんのソロ活動に対して同じ気持ち同じテンションのお友達BABYSとあーだこーだと突込みを入れながら見たい映画でした。
あと前髪は気になるよね。やはり。←